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キトサンは甲殻類やキノコ類から抽出出来ます。

蟹やエビといった生物の、甲羅などの固い部分(殻)から抽出する事が出来る有機性資源が、キトサンです。

カニなどの甲殻類の外骨格には、「キチン」と呼ばれる動物性の食物繊維が含まれており、そのキチンから加工生成されます。
この事からキチン・キトサンと表示する場合も多くあります。

キトサンは、様々な生物に含まれているとされているそうですが、抽出・加工・生成などの処理技術の関係上、
特に、蟹やエビといった甲殻類が現在の原料の代表格となっています。

蟹に由来するものを「カニ・キトサン」と名付けている場合もあります。
また「海の生き物」では、イカにもキチン質が豊富に含まれています。

なお、きのこ類の細胞壁から抽出する「キノコ・キトサン」も数多く商品化されています。

ダイエットや整腸・便秘の改善に効果が見込めるそうです

私たちが食事などで摂取した脂肪成分・油分を、包み込むような機能(吸着力)によって脂肪吸収を抑制し、からだにとって好ましくない成分や老廃物を排出してくれるデトックス効果が見込める事や、血圧の上昇やコレステロールの増加をセーブする効能がある事から、キトサンにはメタボ対策やダイエットに効果が期待出来るとされています。

そして、動物性の食物繊維であることから、腸や胃の中を整えてキレイにする作用も見込めます。
またその作用により、便通が良くなる、便秘の改善が期待出来るとされています。

ダイエット目的のキトサン健康食品は、数多く販売されておりますが、たとえば、キトサン・アフターダイエットという健康食品は、便通が良くなり便秘が解消されたとの口コミを多数見つけることが出来ます。

血流をさらさらにし、整腸作用やデトックス効果、免疫力アップやコレステロールを抑制する効能が期待出来る事から、
メタボリック対策の食品に配合される場合があり、特定保健用食品の認可を受けている商品もあります。

その他にも、繊維や化粧品への配合、食品添加物としての使用、金属加工、農業分野における作物の保護や栽培促進、
さらには、医療分野における縫い糸としての使用や、皮膚の再生(人工皮膚)などへも活用されています。

アフターダイエットのキトサンは、蟹由来です。ちなみに幾つかのメーカーのキトサン健康食品をピックアップしてみますと、
DHC、小林製薬、 畠中製薬、ファンケルから発売されている商品は蟹由来です。具体的にはベニズワイガニなどの種類の甲羅だそうです。

花粉症の対策や化粧品に

使用用途は幅広いです。
現在において私たちが良く知っているのは、健康食品やダイエット食品、サプリメントだと思います。
蟹由来や、きのこ類由来のキトサン健康食品が大変多いようです。

ちなみにキトサンには、一般的な食品とは異なり栄養成分が含まれておりませんが、
「からだを良くするはたらき」がある事から、機能性食品と呼ばれています。

花粉症の対策に
キチン・キトサンには、からだの免疫機能を高める作用が期待出来るとの事です。この事は、広範囲における健康に役立つ可能性がある訳ですが、アレルギー対策にも効果が期待出来るので、そこで、花粉症の対策にも効果が見込めるとの事です。また、キトサンには優れた抗菌効果がある事から、花粉症用のマスクの繊維に配合されている場合があります。

化粧品に
石鹸(ソープ)やクリーム、ローション類などに配合した商品が販売されています。
キトサンを配合する事により、皮膚に対する刺激を低減し、美肌にも効能が期待出来るとの事です。


DHC のキトサンは、
紅ズワイガニの甲羅に含まれるキチンから分解抽出した
天然食物繊維のキトサンを、豊富に配合しており、
油っこい食べ物がお好きな方や、
ダイエット中の方、
繊維類が不足しがちな方にオススメです。
摂取目安は1日3粒です。


キトサン誘導体やオウゴンエキス他の、
有効な美容成分を配合した、
肌の保湿や紫外線対策に効果が期待出来る化粧水です。


十勝産のニラ、キャベツ、豚肉がたっぷりと包まれた、
とってもジューシーな餃子です。


キチン・キトサンは、本当に幅広く活用されていますね。
そして蟹は、身が「おいしい」だけではなくて、甲羅も素晴らしいのですね。

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