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やり方、方法について

白湯ダイエットの魅力は、簡単で超低コスト、そして、特にからだに負担をかける事無く手軽に行えるところではないでしょうか。いきなりどか~んと痩せたりはしませんが、徐々に効果が現れたりします。

[朝だけお湯飲みダイエット]といった名称で紹介される場合もある、お手軽な朝の習慣。そこで、やり方の概略をご紹介したいと思います。

(1) 40度から50度くらいのお湯を用意します。
体温よりちょっと高めのお湯という訳ですね。水道水でもミネラルウォーターでもOKですが、「良い水」に越した事は無いと思います。ちなみに、ただの水を温めたものを「白湯(さゆ・しらゆ・はくとう)」と言います。

(2) 容器に白湯を注ぎ込みます。
「マグカップ」を使用する紹介が多く見られますので、容量としては200~300ccといったところでしょうか。

(3) ゆっくりと時間をかけて飲みます。
穏やかな気持ちでのんびりと飲み干します。速攻で一気飲みしては、からだが驚いてしまいますよね。でも、あまり時間をかけると白湯が冷めてしまいます。そこで、飲む時間の目安としては、10分程度のようです。

(4) がぶ飲み・大飲みはしません。
何杯も沢山飲むと、それだけ効果があるのかといえば、そうでもないようです。適量と言いますか、多くても2杯までではないかなあ、と思います。

(5) 白湯ダイエットは、朝に行うのがベストのようです。
朝の起床時に飲むやり方が、もっとも効果的だとされています。また毎朝の習慣にして継続的に行うのもポイントでしょう。また、食事時間内に行うやり方も、効果が期待出来るのではないでしょうか。

どんな効果があるのでしょう

「からだを温める」ことや、「水分補給を充分に行う」ことが、健康に良い効果がある事は、私たちはなんとなくでも知っていますが、白湯ダイエットについても、温かなお湯をゆっくりと飲む事によって、体内の血液循環が活性化します。

つまり、からだの機能が活発になってくるという事ですよね。そして、新陳代謝が高まったり、腸の働きが良くなったりするそうです。ひいては、カロリー消費(脂肪燃焼)が高まり、そして、便通が良くなるといった効果が表れやすくなり、デトックスや痩せる効果が期待出来ると言う訳なのですね。

毎日継続して行う事により、徐々に体内環境の改善、ダイエット効果、体調良好化などを実感出来る可能性があるようです。

朝に飲むのがベストだというのは、眠っていた体の働きを呼び覚まし、正常に稼動させる「呼び水効果」があるのではないかと思います。

朝の起きがけにコップ一杯の水を飲まれている方は多いのではないでしょうか。それを白湯に変えてみると、さらにからだに優しいかもしれません。

千葉麗子さんとヨガ

白湯ダイエット方法の話題・口コミの代表的な発信者と言えば、千葉麗子さんです。そのバックホーンにあるのは、ヨガやアーユルヴェーダといった、インド古来の伝統的な瞑想・精神鍛錬・自然治癒・健康維持増進の方法、そして学問です。

ところで個人的に千葉さんを初めて知ったのは、彼女が芸能人として活躍していた1990年代です。「ちばれい」といった略称で、アイドル的な人気がありました。黒髪が印象的だった記憶があります。その後、芸能界からいったん退き、今で言うITベンチャーの企業を興し、パソコン・IT系の話題にメディアによく登場するようになりましたね。

そして、10年ほど前から本格的にヨガやアーユルヴェーダについての修練を始めたようです。ヨガと言いましても、本当に膨大な流派があるのですが、千葉麗子さんが実践しインストラクターを行っているのは、インテグラル・ヨガ(ヨーガ)と言われているものです。

インテグラル・ヨガを直訳すると、「総合的なヨガ」といった意味になるかと思います。伝統的・古典的な幾種類のヨガ(ハタヨガ他)の特長を総合し、現代人が手軽に実践しやすくしたやり方の「現代的なヨガ」だとされているようです。

ヨガもアーユルヴェーダも、ともにインドで誕生し4~5000年の歴史と伝統があるとされています。両者には深い関係性があり、その自然治癒を重視した考えや方法論が、現代においては、エステやセラピーの世界において様々な形で取り入れられています。

千葉麗子さんが紹介した、白湯ダイエット[朝だけお湯飲みダイエット]の原点は、ヨガ、アーユルヴェーダにあるのですね。

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